秋田県大館市 山内耳鼻咽喉科

円滑な診療にご協力を

1.経過を単純,明確に

患者さんたちの中には,医者というのは身体を診察しただけで病気が分かると思っている人も少なくないかもしれません。実際には神様のような名医でもなければそんなことはできません。病気を診断するために症状の経過を知ることが最も重要で,それだけで80%の病気は診断がつきます。

A.いつから

B.どのような症状が

C.どんな経過で

D.今現在どうなのか

医師のやっていることは犯人を見つけるために証拠を集めている刑事がしていることとよく似ています。証拠を集めて判断しますが,その中で病歴は最も大切なものです。

また子供の場合ですが,思春期前後には恥ずかしがって親を通訳に使う児も多いようですが,可能な範囲で本人に経過を言わせてみて下さい。行き詰まってしまうようなら助け船を出してあげて下さい。病気の経過を話すことは論理的思考のよい勉強になります。

 

2.現在飲んでいる薬を忘れないで

とても重要なことでありながら忘れられていることが最も多いようです。

現在使用している薬が分からないと他の薬を処方することもできません(実際に服薬内容が分からないと処方箋を発行しない医療機関もあります)。そうなると薬局に服薬内容を確認する必要が生じ診療が滞ります。受付で服薬内容が分かるもの(処方箋,お薬手帳,薬局で渡された薬の説明書,投薬内容のメモなど)の提示をお願いします。

3.名前を呼ばれたらできるだけ早く診察室へ

予約時間の遅れの原因の殆どは私の診療の手際の悪さにあるのは間違いありません。すみません。我々もスピードアップに努めますので何卒協力下さい。中待合室に呼ばれたら直ちに入るようご協力をお願いします。

4.子供達の制御をお願いします

お子さんたちを連れて受診される方々にお願いです。診察室には危険な機器や器具があり感電や指を挟めたり切ったりする危険があります。清潔さを要求される器具もあり,それらに触られると再度消毒が必要になり診療に支障が生じます。

最も危険なのは診察中の私や患者さんに近づくお子さんです。耳鼻科治療においては鋭利な道具を使うことが多いため非常に危険です(先の尖った道具で耳の中を処置中に患者さんや私に子供が接触するとどうなるか想像してみて下さい)。

看護婦達は常に動いており,お子さんたちを始終監視することはできません。親御さんの手が塞がっている場合は看護婦がお子さんを制御いたしますので,それ以外の場合にはお子さんをしっかりと制御するようご協力をお願いします。