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個人情報社会の進路情報売買とでいいましょうか

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2017.3.22

進学,就職,転勤,年に一度の大移動である。

正月やお盆とは重みがまるで違う。一時の可逆な移動ではない。生活を根底から変える不可逆な移動である。期待とともにストレスフルな悲喜こもごもが待ち構える。

この時期,とりわけ他の家のことが気になるのは仕方がないことだろう。他人との比較によってしか自らの幸せを自覚できない性(さが)をもつ我々は,この時期の情報,とりわけ進学についての情報にはつい耳を欹(そばだ)ててしまう。それは個人情報の入手が難しくなったからだ。

昔の話で恐縮だが,今から30年ほど前までは,大学名とともに大学合格者が新聞に掲載された。情報が個人の所有物という意識もなく,風通しの良い時代だった。個人情報という概念自体がネット社会に付随して生まれたものだから,ネットがない時代の個人情報など町の真ん中に巨大看板で張り出しても世間に広く流出することなどなかったのである。

「新聞見たわよ,合格おめでとう」というお祝いの言葉がこの時期の会話の枕詞になる時代だった。それは決して悪いものではなかった。

しかし今は,誰がどこの大学に合格したのかが全くわからない。合格したならお祝いの一言も言いたいし,そうでなければその話題は切り出さないようにしたいというのが人情である。それ故,この時期に進学する子供をもつ親同士の会話は微妙な神経戦の様相を呈する。もちろん腹の知れたもの同士ならいいが,この社会,微妙な関係にある人たちも多い。普段問題なく会話していても,進路についての我が家の話は避けたいというのが普通である。

この時期に限らず,相手の秘密を知りたければ,自らの秘密を語らなければならない。これは対等な守秘契約の不文律である。

このような仕組みによって世間の秘密は守られている。相手の子供の進路を知りたければ,自分の子供の進路も語らなければならない。しかしこれまた単純ではない,良好な結果を持つ人間がそれを切り出すことはご法度である。秘密はまるで為替のように取引されていて,自分の秘密の価値より高い相手の秘密とは交換できない。

風通しの良かったあの時代が懐かしい。合格した子供らは地域社会からの祝福を感じただろう。今は家族や親戚からこぢんまりと祝福されるだけである。それはそれでいいのだろうが,なんか寂しい。

 

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